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アフィリエイト広告とは?|広告活用のメリット・デメリットをわかりやすく解説いたします。
こんにちは!
前回のアフィリエイトに関するブログ記事では、初心者でアフィリエイトメディアを運営する方々を対象に、アフィリエイトで稼ぐコツなどを解説いたしました。
(ご参考:https://www.fancs.com/pr/2020/08/20/4358)
今回はインターネット広告が広く活用される中、アフィリエイト広告への出稿を検討する企業も多いと思い、自社の効果的な広告を考案している企業のWeb担当者や新たな広告手法としてアフィリエイトを検討したいと考えている方などを対象に、アフィリエイトの特徴やメリット・デメリットを解説いたします。活用の流れについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
アフィリエイトとは
アフィリエイトとは、成果が発生するたびに報酬を支払う成果報酬型のインターネット広告です。何をもって「成果」とするかは、企業が独自に定めます。商品の購入やWebサイトへの会員登録などを成果とするのが一般的です。
自社の商材が紹介されているWebの記事に載せられた広告を経由し、ユーザーが商品やサービスを購入した場合に、報酬を支払うのがアフィリエイトの仕組みです。報酬は広告を掲載したメディアに支払います。
理解しておきたい用語
ここでは、アフィリエイトに関して理解しておきたい4つの用語を解説します。
広告主
広告を出稿する企業のことです。広告主は、独自に定めた条件に当てはまる成果が発生した場合に、報酬を支払います。Webサイトに広告を掲載してもらうには、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)に登録して依頼するのが一般的です。
メディア会員(パートナーサイト)
広告主の広告を掲載するWebサイトを管理している人です。メディア会員は、ブログサービスを利用して情報発信をする人や、自分でWebサイトを立ち上げて情報発信する人などさまざまです。自分のブログやWebサイトに掲載した広告を経由して成果が発生すれば、メディア会員は報酬を受け取れます。
ASP
「Affiliate Service Provider」の略で、成果報酬型の広告サービスを提供する企業です。ASPには広告主から広告を出すための依頼が集まっており、メディア会員はその中から好きな広告を選んで自分のWebサイトに掲載します。成果が発生した場合、ASPを介してメディア会員へ報酬が支払われます。
ユーザー(サイト訪問者)
SNSや検索エンジンからメディア会員が運営するWebサイトを訪れ、商品やサービスの情報を入手する人です。ユーザーが商品やサービスで自分の悩みを解決できると判断すれば、広告を経由して商品やサービスを購入してくれます。
アフィリエイトの成果報酬は3タイプ
アフィリエイトは成果報酬型のWeb広告です。アフィリエイトにおいて何を「成果」とするかは、主に3つのタイプにわかれています。ここではアフィリエイトの種類と特徴を解説します。
売上型成果報酬
商品やサービス購入などを成果として、成果が発生するたびに報酬を支払うタイプです。単に商品やサービスについて宣伝するだけでは成果とならず、実際に売り上げにつながった場合にのみ報酬が発生します。報酬額は広告主によっても異なりますが、中には1回の成果に対して高額な報酬が設定されている場合もあります。
リード型成果報酬
広告を経由して無料の資料請求や会員登録などがあった場合に、報酬を支払うタイプです。売上型成果報酬との大きな違いは、広告を経由して成果を発生させたユーザーは、まだ売り上げに貢献していない点です。広告主の企業から見ると、見込み客の獲得という成果に対して報酬を支払うことになります。
クリックに対する成果報酬
広告がクリックされるたびに報酬を支払うタイプです。クリックそのものが成果となるため、商品の購入やサービスの申し込みの有無は報酬の支払いに影響しません。実際の売り上げに結びつく売上型成果報酬と比べると、1つの成果に対して支払われる報酬額は低めです。
アフィリエイト広告活用のメリット
アフィリエイトには費用対効果や予算、認知拡大などにメリットがあります。ここでは、アフィリエイト広告活用のメリットを5つ解説します。
費用対効果が高い
一般的な広告は、出稿すると効果に関わらず高額なコストがかかります。しかし、アフィリエイトは成果が発生した場合のみ報酬が発生するため、無駄な費用がかかりません。成果が出なければ報酬を支払う必要がないため、効率よく広告を出すことができます。
集客を任せられる
顧客がゼロの状態から集客するにはさまざまな戦略を練り、たくさんの費用かけて宣伝する必要があります。しかし、アフィリエイトで広告を出せば、集客はメディア会員(パートナーサイト)が行ってくれます。仮にメディア会員が集客する際にコストがかかったとしても、広告主が負担する必要はありません。広告主は戦略を練る手間や宣伝のための費用をかけなくて済むため、効率的に集客することができます。
広告主が単価を決められる
アフィリエイトでは、広告主が広告に関する条件を決められます。報酬額や、何を成果として認めるかについても自由に決められるため、予算に応じた内容を設定できるのがメリットです。成果と報酬のバランスを考慮しながら適切な条件を定められます。単価の目安がわからないときは、ASPの担当者に相談することもできます。
低予算で始められる
アフィリエイトで広告を出すには費用がかかりますが、他の広告に比べると費用は安めです。新聞広告やテレビ広告などを出す際は高額な広告費が必要ですが、アフィリエイトでは初期費用と初月の月額費用をあわせた金額は10万円程度です。
認知度が上がる
アフィリエイトで広告を出すと、多くのWebサイトに自社の情報が掲載されるので認知度が上がります。仮に広告から成果が発生しなくても、多くのユーザーが自社の商品やサービスについて知ることになります。電話や自社のWebサイト上のフォームを介した相談や、問い合わせの増加が期待できるのもアフィリエイトのメリットの1つです。
アフィリエイト広告活用のデメリット
メリットの多いアフィリエイトですが、デメリットもあります。ここでは、アフィリエイト広告活用のデメリットを2つ解説します。
メディア会員(パートナーサイト)にあまり紹介してもらえない可能性がある
メディア会員は商品の詳細や報酬を考慮しながら、自分のWebサイトに掲載する広告を選びます。ASPに登録しても、メディア会員に選ばれなければ広告を掲載してもらえません。より多くのWebサイトに広告を掲載するには、メディア会員にとって魅力的な報酬を定めたり、紹介しやすい工夫をする必要があります。
即効性が低い
アフィリエイトは成果が発生するまで時間がかかるのが一般的であり、最初の1~2カ月は成果が発生しないケースもあります。長期的に取り組むことで徐々に効果が現れてきます。
アフィリエイト広告活用までの流れ
ここでは、アフィリエイト広告活用までの流れを紹介します。実際に広告を活用する際の参考にしてください。
広告主としてASPに登録する
ASPを選び、広告主として登録します。広告主として登録しておけば、いつでもアフィリエイト広告の掲載を依頼できるようになります。
ASPに商品・商材を登録する
アフィリエイト広告で宣伝する商品やサービスを決め、登録を行います。さらに、成果報酬などの条件設定や広告素材の準備も行います。登録した内容はASP内で公開され、メディア会員(パートナーサイト)が閲覧できるようになります。
メディア会員が商品・商材を選ぶ
メディア会員がASPに登録されている広告を検索し、自分のWebサイトに掲載する広告を決定します。メディア会員はそれぞれ戦略をもって取り組んでいるため、自分の戦略にマッチしそうな広告を探しています。
メディア会員が商品・商材を紹介
メディア会員が運営するWebサイトに広告が掲載されます。メディア会員は単に広告を載せるだけでなく、ユーザーの注目を集めるために、わかりやすく魅力的なコンテンツを作成します。
ユーザーが購入・登録などを行う
Webサイトを見たユーザーが興味を持ち、広告を経由して購入や登録のページを訪れます。そのまま購入や登録の手続きが完了すれば、成果としてカウントされます。
広告主が報酬を支払う
成果が発生すると広告主は成果の状況を確認したうえで、確定・キャンセルの処理を行います。確定処理されたものが成果と認められ、ASP経由でメディア会員へ報酬が支払われます。
まとめ
アフィリエイト広告では、低予算かつ効率的に自社の商品やサービスの宣伝ができます。成果の条件や報酬も自由に決められるため、自社に適した運用が可能です。「A8.net」は、広告主数・登録サイト数ともに日本最大級のアフィリエイトサービスプロバイダーです。アフィリエイトマーケティング協会の調査において、10年連続でアフィリエイト満足度No.1(2020年7月発表)を獲得しています。ぜひ「A8.net」でアフィリエイト広告を出し、売り上げ向上や集客につなげてください。