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FANCOMI オフィスリニューアル!働き方2.0へ向けてアップデート開始。

こんにちは!
新型コロナウイルスの感染拡大で、テレワークを前提とした多様な働き方が広がっていると思います。内閣府からも1年前との比較で、国内のテレワーク実施率が2倍以上増加しているとの調査結果も出ています。当社も昨年の5月から、全体的にテレワーク企業に移行することを目的とし、オフィスの改装プロジェクトを発足しました。

リモートワークはコロナウイルス発生前から検討しておりましたが(例えば部長職以上が参加する毎月2回の定例会議は、2019年4月からZoomを活用したリモート会議を行っています)、リモートワークが社会に浸透しておらず、なかなか踏み切れませんでした。今回の新型コロナウイルスの影響からリモートワークに理解が深まったいま、リモートワークを新しい武器の1つとすべく、オフィス環境を一新することに踏み切りました。

全体的なコンセプトは?

全体的なイメージとしては緑が多く、従来からの延長線上ではないオフィスを意識しました。具体的には固定された自分の座席を持たず、業務の内容に合わせて就労場所を選択できる形式のフリーアドレスにし、可変性が高いオフィスを目指しました。また、オフィスに縛られる働き方から脱却するためにも、個人用ロッカー等は設置せず、部門用の荷物の置き場所も極力なくすこととしました。このような新しいオフィス環境から何が生み出されていくのか期待しているとともに、急速に変化していくと思われる、これからの社員の多様な働き方に対応します。

緑の多い、スターバックス??のようなカフェ空間。従来の働く場の強い空間にはなっていない。

一番大切にしたことは「誰が使うのではなく、どんな作業でどこを使うのか」です。作業によって、最も効率の良い空間が存在するオフィスにしていきたいと考えました。

カウンター形式の作業デスクも、緑を感じられる工夫。

オンラインミーティングが増えていくと想定されるため、会議室に加えて、個人で利用できるテレフォンブースもいくつか設置しました。こちらは作業に没頭したい時などにも活躍しています。

個人用のテレフォンブース。

また、当社は7フロアに社員が分散しているので、フリーアドレスのデメリットとして誰がどこにいるのか分かりにくいという点がありました。そこを改善するため在席確認システムを導入し、スムーズにコミュニケーションが取れるように工夫もしています。

今後どのような働き方に変わるのか?

今回の新型コロナウイルスは、働き方を変えるきっかけになると思います。企業では「テレワーク」や「オンライン会議」、学校では「オンライン授業」が増えていますので、社会のITリテラシーは間違いなく高まります。

当社も今後はリモートワークをメインに捉え、そのリモートの拠点がこれからのオフィスの形になると考えています。リモートワークのデメリットとして、孤独感やアイデンティティロスが挙げられることがありますが、今あるオフィスは仲間を感じることができます。働く場から組織が集まる場、よりよいコミュニケーションを取れる場にならなくてはなりません。

会議室とリフレッシュスペースフロアのエントランス。開放感のある空間となっており、動画を制作できるオーディオルームも完備。

また、当社では今年から新規事業に特化した組織を事業部から独立させました。2021年は新しいサービスの創出に注力します。フリーアドレスは、他部署の人と関わる機会が増え、組織の縦の壁が薄くなり、横につながりやすくなります。コミュニケーションを伸長させ、新しいアイディアの創造を促進させることが期待できるとも考えています。

2020年12月下旬に全フロアの改装が完了し、2021年からニューオフィスを本格稼働しました。これから課題も出てくるとは思いますが、FANCOMIの文化、新しい働き方と十分に向き合って、組織にとって一番最適な働き方・オフィスデザインを継続していきたいと考えています。

当社の社員が良い環境でワークすれば、取引先のみなさまにより良い提案が行えると思います。私たちが創立20周年に新たに掲げたビジョン、「プロシューマー・ハピネス」の実現に向けて頑張ってまいります!

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