8/10に開催いたしました、アナリスト・機関投資家向けの2015年12月期第2四半期決算説明会から、一部ダイジェストをお届けします。

まずは第2四半期のトピックスです。

15周年を迎えたアフィリエイトサービス A8.net（エーハチネット）が売上高で40億円を突破し、直前四半期に引き続いて過去最高売上を更新するなど好調だったこともあり、第2四半期は売上高が90億7000万円、経常利益が15億9800万円という成績でどちらも過去最高となりました。

 

こちらが業績ハイライト（連結）です。

 

7月15日にお知らせしていますとおり、今回から報告セグメントを変更しています。
当社では、2005年のJASDAQ上場時からデバイスごとのサービス区分を利用していましたが、現在の、サービスによりデバイスが混在している状況を踏まえ、よりわかりやすく皆様にお伝えするためです。

 
「CPA型アドネットワーク」には、アクションに対して広告料が発生する広告サービスを含めており、アフィリエイト広告サービスである「A8.net」「Moba8.net（モバハチネット）」の他、グループ会社エイトクロップスの運営するCPI（Cost Per Install・スマートフォンアプリインストール）型広告サービスの「adcrops（アドクロップス）」もこのセグメントとしています。

「CPC/ターゲティング型アドネットワーク」には、アクションに至る前の送客（クリック）に対して広告料が発生するCPC（Cost Per Click）型広告サービスの「nend（ネンド）」と、ターゲティング広告サービスの「nex8（ネックスエイト）」が該当します。
さまざまなデータを解析し、より効果の高い広告配信を行っていくこの分野は今後注力していく領域であり、現在、先行投資期間として準備を進めています。

 
なお、これまでの区分（パソコン向けアフィリエイト広告/モバイル向けアフィリエイト広告サービス）での内訳についても、決算説明資料P.49にて掲載しております。

 

先ほどもご紹介したとおり、A8.netは旧報告セグメントでは「パソコン向けアフィリエイト広告サービス」となっていましたが、既にスマートフォン経由売上発生比率が50%を超えてきている状況です。
また、海外広告主数も少しずつ着実に増えてきており、徐々に存在感を増してきています。

 

主力広告主の比率を分散するよう構造転換に取り組んでいるnendですが、受け皿となるメディアの開拓は順調で登録パートナー数は2倍と大きく伸びました。
主力のゲーム系広告主についても、既に評価をいただいている新規ユーザー獲得プロモーションに加えて、今度は既存ユーザーの活性化等、その後のより深いアプローチを模索することでサービスを広げていきたいと考えています。

 

nex8については、今回から初めて数字を公表しています。
nex8は、”ターゲティング・アドプラットフォーム”という名のとおり、さまざまな手法によるターゲティング広告配信を提供していますが、もともとnendと同じ事業部にて立ち上げており、それぞれがシナジー生むように展開しています。
nend自体でも広告主の多角化を図る傍ら、EC系広告主を得意とするnex8がまだnendがカバーできていない部分を吸収するなど、棲み分けもしながら計画どおり伸展しています。

 

こちらも今回から新しく追加した、株式についての資料です。
投資家の皆様のお役に立てるよう、株主総数や外国人株式数比率・個人株式数比率について、半期ごとのトレンドを公開しています。

当社の株式を保有してくださっている投資家の皆様、ありがとうございます。

 
なお、決算説明会資料（全ページ）および決算説明会動画（質疑応答含む）は、当社コーポレートサイトにて公開しています。

 
詳細は下記よりご参照ください。
2015年12月期第2四半期決算説明会 決算説明会資料・動画：https://www.fancs.com/ir_release/2015/08/10/3030
投資家情報トップ：https://www.fancs.com/investors

 

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