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アフィリエイトのASPとは?ASPを活用する広告主のメリット・仕組み・注意点を徹底解説!
こんにちは!
以前、アフィリエイトに関するブログ記事で、メディア篇・広告主篇を書かせていただきました。
(メディア篇:https://www.fancs.com/pr/2020/08/20/4358)
(広告主篇:https://www.fancs.com/pr/2020/09/17/4403)
今回は、アフィリエイトを活用した広告運用を検討中の広告主さまに向けて、ASPの活用方法・運用の流れ・活用するメリットなどを解説します。ASPを活用するポイントも紹介しているので、参考にしてください。
アフィリエイトのASPとは?
アフィリエイトのASPとは、「Affiliate Service Provider」の略で、広告主とメディア運営者を仲介するサービス提供会社のことです。広告主はASPに、アフィリエイトによる広告掲載を依頼し、ASPはメディアの募集を行います。ASPは、広告主とメディア運営者の間に立ち、報酬の管理なども行います。
アフィリエイトを活用する3つの方法
アフィリエイトを活用するための3つの方法について解説します。
一般的なASP
当社でもアフィリエイトサービス「A8.net(エーハチネット)」を提供しています。このようなASPを活用する方法が一般的です。ASPは、適正な広告費でたくさんの商品やサービスを販売したい広告主とメディア運営者の仲介役となります。メディア運営者のサイトやブログなどで紹介した商品やサービスが購入されると広告費が発生し、ASPを通じて報酬が支払われることとなります。
ECモール付属のサービス
ECモールに商品の出品をしている場合は、モール付属のサービスとしてASPを活用できます。大手ECサイトである楽天やAmazonなどでは、独自のアフィリエイトサービスを提供しています。楽天やAmazonなどへの出店者は、基本的には付属のアフィリエイトサービスを利用することが可能です。
自社アフィリエイトシステム
自社でアフィリエイトのシステムを作って、直接メディアと取引する方法になります。ASPの仲介がなく、メディアと直接取引できるため、仲介料などのコストを削減できます。システム構築・メディアのリクルーティングややり取りなどの負担がありますが、上手く活用できれば効果的な広告運用が可能となります。
アフィリエイトに関わる人たち
アフィリエイトに関係のある登場人物は4人です。ここでは当社で運営している「A8.net」を例に、それぞれの役割などについて解説します。
広告主
アフィリエイトでいう広告主とは、Webサイトやブログに広告を掲載してほしい企業を指します。広告主はASPに広告費を支払い、広告出稿を依頼します。広告主には、一般の人が運営するWebサイトやブログで商品を宣伝できるため、マス広告より安価な広告費で多くの人に拡散できるといったメリットがあります。
メディア会員(パートナーサイト)
メディア会員とは、自身が運営するブログやWebサイトにアフィリエイト広告を掲載して報酬を得ている人のことです。設置したアフィリエイト広告によって、ユーザーが商品購入などのアクションを取ったときに、ASPから報酬を受け取ります。
ASP
ASPは、広告主とメディア会員をつなぐ仲介役です。広告を掲載してくれるメディア会員の募集や商品購入などの成果があった場合の報酬支払いなど、広告主とメディア会員間のやりとりをASPが行います。
ユーザー(サイト訪問者)
SNSや検索エンジンからメディア会員が運営するWebサイトを訪れ、商品やサービスの情報を入手する人です。ユーザーが商品やサービスで自分の悩みを解決できると判断すれば、広告を経由して商品やサービスを購入してくれます。
ASPの仕組みと流れ
広告主がASPを使うときの仕組みと流れについて解説します。
1.広告主がASPに広告を出稿する
はじめに、広告主がASPに登録します。登録が完了した後は、売りたい商品やサービスなどを決定し、広告出稿の依頼と報酬単価などの決定を行います。ASPのWebサイトに商品情報などが掲載され、メディア会員への周知が行われます。
2.メディア会員がASP掲載の広告を選択する
ASPに登録済のメディア会員が、広告主の商品やサービス情報を閲覧し、ASPに広告掲載の申請を行います。
3.メディア会員が自分のサイトに広告を掲載する
広告主からの承認が得られたメディア会員は、自分のサイトやブログ内で商品やサービスを紹介します。掲載した広告経由で、広告主のサイトへの誘導を行います。
4.一般ユーザーがリンク先で商品購入などを行う
一般のユーザーがメディア会員の記事を読み、興味や魅力を感じ、掲載した広告を経由して商品サイトまでたどり着き、商品やサービスを購入するなど報酬条件が達成され、ASP側で成果の把握を行います。
5.広告主がASPに広告料金を支払う
成果の確認が完了したら、広告主は広告費をASPに支払います。広告費は、広告出稿時に決めた報酬単価を基に支払います。
6.ASPからメディア会員へ成果報酬が支払われる
広告主により支払われた広告費のうち、事前に決められていた成果報酬額が、ASPよりメディア会員に報酬として支払われます。
ASPを活用したアフィリエイト広告のメリット
ASPを活用したアフィリエイト広告のメリットを解説します。
コストパフォーマンスが高い
アフィリエイトは成果報酬型の広告です。商品が購入される、サービスに登録されるなどの成果が出てはじめて、広告費が発生します。商品購入されなくても、発生する通常の広告とは異なり、無駄なコストがカットできるため、効率的な広告運用ができます。
集客を任せられる
顧客がゼロの状態から集客するにはさまざまな戦略を練り、たくさんの費用かけて宣伝する必要があります。しかし、アフィリエイトで広告を出せば、集客はメディア会員が行ってくれます。仮にメディア会員が集客する際にコストがかかったとしても、広告主が負担する必要はありません。広告主は戦略を練る手間や宣伝のための費用をかけなくて済むため、効率的に集客することができます。
アフィリエイト広告活用のデメリット
ASPを活用したアフィリエイト広告のデメリットを解説します。
メディア会員にあまり紹介してもらえない可能性がある
メディア会員は商品の詳細や報酬を考慮しながら、自分のWebサイトに掲載する広告を選びます。ASPに登録しても、メディア会員に選ばれなければ広告を掲載してもらえません。より多くのWebサイトに広告を掲載するには、メディア会員にとって魅力的な報酬を設定したり、紹介しやすい工夫をする必要があります。
即効性が低い
アフィリエイトは成果が発生するまで時間がかかるのが一般的であり、最初の1~2カ月は成果が発生しないケースもあります。長期的に取り組むことで徐々に効果が現れてきます。
ASPを活用するための5つのポイント
ASPを上手に活用するためのポイントを5つ紹介します。
ランディングページの最適化を怠らない
メディア会員任せにするのではなく、ランディングページの最適化を行いましょう。メディア会員の記事を読んだユーザーが自社サイトを訪問してくれても、魅力のないランディングページでは、すぐに離脱されてしまいます。コンバージョン(CVR)につながりやすいランディングページを作る努力は続けましょう。
CVRにつながる情報をASPに共有する
CVRにつながる情報をASP、メディア会員に共有しましょう。商品のターゲット・商品の詳細情報・画像などを共有することで、メディア会員は記事を書きやすくなります。多くの優秀なメディア会員が自社製品の広告を配信してくれることにつながります。
適切な報酬単価を設定する
広告費は安くしたいものですが、メディア会員への報酬単価を適切に設定しましょう。報酬単価が安すぎると、優秀なメディア会員は、広告の掲載を行ってくれません。報酬単価を上げすぎるとコスト負担が増えるため、広告予算の上限などを決めて適切な範囲で報酬単価を設定しましょう。
メディア会員の承認率を下げ過ぎない
特に敬遠する理由がない場合は、なるべく多くのメディア会員を承認してあげましょう。広告掲載の機会を増やすことで、成果につながる可能性が高まります。承認作業もできる限り迅速に行うことをおすすめします。
メディア会員を尊重する
メディア会員は、広告主にとっては大切なパートナーであるため、尊重してあげましょう。突然プロモーションを打ち切るなどの行為は、メディア会員に嫌われるため注意が必要です。メディア会員とよい関係を構築することで、効果的な広告運用が実現します。
アフィリエイトサービス『A8.net』とは
A8.netは、業界内で最大手のASPで、メディア登録数が多いことが特徴です。導入実績も21,000社以上と、さまざまな広告主が利用しています。商品ジャンルに合ったメディアで紹介されるため、成果に結びつきやすいことがメリットです。サポート体制が充実しており、いつでも相談が可能であるため、安心して利用できます。初期費用5万円、月額費用4万円です。
まとめ
アフィリエイト広告を運用する際には、ASPを利用すると便利です。メディア会員との仲介役であるASPを活用することで、アフィリエイト広告の管理や報酬の支払いなどが楽になります。
株式会社ファンコミュニケーションズでは、アフィリエイトサービス「A8.net(エーハチネット)」を提供しています。業界最大級の会員数とメディア数を誇り、導入実績は過去20年間で21,000社以上と多くの広告主に利用されています。アフィリエイト広告の導入を検討されている企業さまは、ぜひお問い合わせください。