経営者と事業家という2つの方向で会社を成長させる
Management
N-INEシリーズ推進部 |
田村健太郎 | 2022年 中途入社
これまでのキャリアについて教えてください。
大学在学中に起業して、自社サービス開発など様々な事業を展開、その中でオンラインサロンプラットフォームのSynapseがヒットし、成長していきました。
その後、競合他社に事業譲渡してからしばらく海外を放浪してたんです。というのも海外放浪で得た発見をビジネスに落とし込んで大成功した事業家に憧れて自分も同じことをしようと思って。中国やインドへ行き、色々なIT事業をみて日本でも何かできないか模索する日々でしたね。
帰国後mint社を設立し法人向けポイントシステムSaaSの提供を開始しましたが、単独でビジネスをやるよりもどこかと協業した方が良いと考え、知り合いの企業に相談したところ当社を紹介してもらい、mint社がFANCOMIの子会社となり今に至ります。
当社への入社理由を教えてください。
当時の自身の価値観とFANCOMIの企業理念が合致していたことが一番の要因です。その時は個の力を押し上げて、大企業や大きな権力と戦っていこうという価値観が若い起業家の中では浸透していたので、私もビジネスを考える際は「個人をエンパワーメントする」という言葉をキーワードにしていました。
プロシューマー・ハピネスはまさに「個人をエンパワーメントする」ビジネスだと考えています。今まで消費者だった個人が発信者となり力を持つことで、1つのメディアになれる。自分の価値に対してお金が発生すると金額関係なしに嬉しくもなります。起業した時の私自身の価値観と合致し、さらにハピネスをもたらすこともできる、素晴らしいビジネスだと思い入社を決意しました。
田村さんの思うFANCOMIのいいところを教えてください。
事業家目線でいうと、新規事業だけに集中できる環境が整っているところです。個人で事業をやると、どうしてもバックオフィス業務や資金調達といった直接事業に関係ないタスクが生じます。しかし当社の場合、資金調達も必要なく、また法務や経理など間接部門がしっかり整備されているので、例えば私であればN-INEシリーズの業務だけに向き合うことができます。目の前の顧客に価値提供することにフォーカスしたスキルを積む方が事業家としての成長は早いと思うので、事業に集中させてくれる環境は魅力的ですね。
新規事業だけでなくA8.netで働くことも強みになると思っています。A8.netは教育やフォロー体制がしっかりしていて、新規営業からアフィリエイト広告を中心とした顧客へのマーケティング提案など、様々なスキルを身に着けることができます。そこで得た営業力を活かして違うチャレンジをしたいと思った時は、9conや社内公募という制度を利用できますし、成長できる環境もかなり整っていると思います。
N-INEシリーズ推進部長として思っていることはありますか?
3rd party cookie廃止に伴い、自社で保持している顧客データに基づいて適切な情報を配信できる仕組みは、今後ニーズが高まると思うので、ビジネス内容には自信がありますし成功させたいと思っています。
N-INEはLINEを使ったマーケティングツールです。最近はLINEから商品購入できることも増えてきているので、LINE上で接点を持てる機能があれば効果的な販促ができるようになります。またユーザーの特徴や要望に合わせて配信する情報を適切にカスタマイズできる世界観が作れるので、必要な情報だけが届けられるようになり、個人の幸福度も高められますしね。
チームの雰囲気も良好で、オフィスに出社をしてエンジニアと営業が同じ場所で業務をする日を増やしているので、コミュニケーションが増え議論するスピード感も早くなりました。今後も働く環境や事業内容をブラッシュアップしていき、最速でN-INEシリーズの価値を世に提供したいです。
今後やってみたいことはありますか?
N-INEシリーズという事業の成功はもちろんですが、それだけでなく、経営目線でファンコミュニケーションズをより成長させたいです。今は自分の強みを最大化できるのがN-INEシリーズ推進部長だと思っていますが、そのポジションに固執することなく別の領域で必要とされれば、今のポジションは誰かに渡して、必要とされるポジションへいく。自身の強みと会社のニーズに合わせてポジションを流動化させていくことでFANCOMIを成長させる役割を担いたいです。
どんな人がFANCOMIに合うと思いますか?
事業ごとに戦い方は異なりますし、時代の変化に応じて常に学び成長し続ける必要があると思うので、受け身ではなく自分で学ぶ意欲のある人が合いますね。あとはスキルや実績は必要ないので、自分で発明してやるぞという気合のある方は会社に貢献できる人材になれると思いますし、そういう人とN-INEシリーズを一緒に盛り上げていきたいです。
新規事業は若い人にしかない視点が重要だったりもするので、当社のインターンにも積極的に応募してほしいですね!