～コロナ禍で倍増するメンタル課題の解決や、適切な受診へのサポートを目指す～

プロシューマー支援事業を展開する株式会社ファンコミュニケーションズ（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：柳澤安慶　東京証券取引所プライム市場：2461）は、新たにメンタルヘルスに関する対話サービス「ThirdTalk（サードトーク）」をリリースいたしました。

「ThirdTalk」Webサイト: https://thirdtalk.jp

■メンタルヘルスにおける日本の意識課題
コロナ禍で、日本人の「うつ」が倍増しています。経済協力開発機構（OECD）のメンタルヘルスに関する国際調査では、国内のうつ病やうつ状態の人の割合は、2013年には7.9％だったのが、2020年には17.3％まで増加していることがわかりました。厚生労働省の調査では、調査対象者の約半数が神経過敏や落ち着かなさ、気分の落ち込みなどを感じたと回答するなど、うつ傾向があるが受診 していないという潜在的精神疾患の方も増えています。

また2016年の精神疾患の有病率等に関する大規模疫学調査研究のデータを見ても、精神疾患を過去に経験していた人が専門医を受診しないと回答する割合が3割、専門医の受診を友人に知られることが恥ずかしいと感じる人の割合も5割近くにのぼっていることから、精神科受診においては心理的なハードルが高いと考えられています。

実際弊社が行った疾患経験のある、または病名はついていないが生きづらさを感じる方へのインタビューにおいて精神科受診に関して、
「仕事が出来ないと思われる」
「普通の人間じゃなくなった感じがする」
「精神科は何をされるか分からなくて怖い」

などといった回答も得られています。

■「ThirdTalk」について
「ThirdTalk」は、「病院やカウンセリングに行く、その一歩手前」での利用を想定し、メンタル課題の軽減や、適切な受診へのサポートを目指すサービスです。疾患の経験者や心理系資格を持つファシリテーターを中心に、身近な人には話しにくい悩みや情報を共有し合う場を提供します。最大5人で行う各対話イベントはWeb会議ツールを使用し、匿名かつ顔出し不要で参加可能です。参加費は現在、1回のイベントにつき一律500円（変動することもあります。）としています。 匿名かつ顔出し不要、低価格での対話の場を用意することで、適切な受診や気軽な相談がしづらいという現代のメンタル課題の解消を目指します。

特徴は大きく3つです。

・少人数制
最大5人までの少人数制のため、参加者の話をじっくり聞くことができます。ご自身が話す側としても、あまり緊張することなく発言しやすい環境です。

・メンタルヘルスに関連したテーマ設定
メンタルに関する課題や悩みを持った参加者同士が集まることから、身近な人には話しづらいことも自己開示しやすく、短時間での信頼構築が可能です。

・ファシリテーターの存在
イベントには必ず、疾患の経験者や心理系の資格を持つファシリテーターが参加します。経験や知識を活かし、参加者の気持ちを汲みながら、話しやすい雰囲気を作ります。

これら3つの特徴を持った対話を行うことで、以下の効果が期待できます。

・悩みを共有でき、一人ではないと思える
・他の人がどうしているか聞くことが出来る
・カウンセリングや病院に通うことに安心感が生まれる

公開されたWebサイトには開催予定のイベントが掲載されていますのでぜひご覧ください。今後は参加者の声やファシリテーター紹介など随時コンテンツを追加していく予定です。

ファシリテーターの募集も行っていますのでご希望の方は問い合わせよりご連絡ください。

■各種ご連絡先
・ThirdTalk公式SNS
Twitter：https://twitter.com/third_talk

・ファシリテーター応募、その他お問合せ
https://forms.gle/ndwMxuN2hSTBBoXB6

■画像素材（ご自由にお使いください）
https://www.fancs.com/wp-content/uploads/thirdtalk220408.jpg
 

所在地：〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-1-8 青山ダイヤモンドビル
設立日：1999年10月1日
代表者：代表取締役社長 柳澤 安慶 （やなぎさわ やすよし）
資本金：11億7,367万円（2021年12月31日現在）