ファンコミュニケーションズが、在庫、倉庫、販売システム無しでEC店舗を開設できる
「ドロップシッピングサービス」でリアルコミュニケーションズと業務提携
報道関係者各位
アフィリエイト・マーケティングのリーディングカンパニー、株式会社ファンコミュニケーションズ(東京渋谷、代表取締役社長 柳澤安慶 JASDAQ:2461、以下FC)は、Eコマース商品卸売サイトを運営する株式会社リアルコミュニケーションズ(本社:東京都品川区、社長:鈴木秀則、以下RC)と業務提携を行い、RCが開発中(6月1日Β版リリース予定)の企業・個人が在庫、倉庫、販売システム無しにEC店舗を開設できるASP型のドロップシッピングサービスを、FCのアフィリエイトサイト(以下、AS会員)向けに2社共同でカスタマイズし、今秋リリースいたします。
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■詳細
1.業務提携の背景
国内ではインターネット利用者の拡大に伴い、ホームページ、ブログなどの個人メディアの増加に加え、EC市場も年率40%という急速な拡大を続けています。個人サイトなどではEC機能としてアフィリエイトが普及しつつあり、既に個人でも月商数百万円を超える、いわゆるスーパーアフィリエイターなどが登場していますが、このような有力アフィリエイターの中からは、獲得成果(粗利)をよりアップさせるために、小売店の代理販売ではなく、独自ブランドで商品を直接販売したいという声が高まっています。とはいえ、独自でEC店舗を開設するには、商品仕入の在庫リスク、出荷、代金回収などの運営コストがかかるため、これまではそういった願いを叶えることは難しい状況でした。
ドロップシッピングサービスは、増加する個人、法人サイトでEC機能を持たないサイトに、低コスト、低リスクでEC機能を導入することができ、小売店の販売代理ではなくメーカー、卸売との取引となるため、サイト運営者が独自に販売価格を決定することができます。さらに、サイト運営者のブランドでEC店舗が運営できるため、運営者の販売力に応じて売上の増加が見込まれます。また、受注、配送、回収などのバックヤード業務はサービスプロバイダ側が一括で請け負うことでサイト運営者の人件費を削減することができるなどのメリットがあります。
RCは、インターネット上の卸売サイト(http://www.bkmart.jp/)でEC店舗に対して商品を1点単位で受注する卸売サービス、商品をEC店舗名で安価に消費者に直送する物流サービスを2003年11月から提供しています。Eコマース商品数1,300点、EC店舗1,200社との取引結果をデータベース化しており、商品の売上ランキングなどの販売支援情報を配信しています。
RCは、取扱商品は現在、化粧品、健康食品、雑貨など美容健康関連商品が中心ですが、今年4月、伊藤忠商事株式会社と資本提携するなど、取扱商品数を大幅に増やす予定で、女性向け消費財を中心に2007年3月までに3万点、2008年3月までに6万点とする商品データベースの構築を予定しています。
FCは、アフィリエイトプログラム運営代行サービス「A8.net」(http://www.a8.net/)を中心に、費用対効果の高い成果報酬型の広告プロモーションを企画・提案しています。A8.netは、2006年5月現在、延べ導入広告主数約4,000、アフィリエイトサイト数約30万、プロモーション提携数約707万の日本最大級の規模で運営されています。
両社が提携することにより、FCの国内30万のアフィリエイトサイトが、RCの提供する豊富な商品をドロップシッピングサービスを通じて販売するこが可能になります。商品数、サイト数ともに国内最大規模のドロップシッピングサービスとなると予想されます。
2.業務提携の内容
両社の担当分野は、以下の通りとなります。
RC側:
-ドロップシッピングシステムを開発し、FCにOEM供給する。
-OEMシステムの運用・保守実施
-参加ECに対する2次レベルサポート実施
-受注、出荷、代金回収などのバックヤード業務を行う。
FC側:
-AS会員へ参加ECとして参加するように勧誘・営業活動
-参加EC申請の審査
-参加ECへのサービスサポート(1次窓口レベル)
-参加ECへの取分の支払い
-A8ドロップシッピングサービスのカスタマイズ化のための開発
3.サービスの内容
・EC店舗運営に参入する企業・個人は、RC運営がFCに提供するドロップシッピングサービスに登録することで、自社EC店舗を開設することができる。
・EC店舗運営者は販売する商品を選択できるほか、店舗のデザインをカスタマイズすることができる。
・EC店舗運営者は、集客、販売の業務を行うが、受注、出荷、代金回収などバックヤード業務はRCに委託することができる。
・商品はRC倉庫、RC提携倉庫から消費者に直接配送される。
・RCは消費者から代金を回収し、商品代金を差し引いた粗利益をFCを通じて、EC店舗に支払う。
(その他、サービス内容の詳細を両社で検討)
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■会社概要
最新の会社概要は以下のURLを参照ください。
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