アフィリエイトプログラムに関連するビジネスモデル特許を取得
タグによる成果捕捉の仕組みが特許に
報道関係者各位
アフィリエイト・マーケティングのリーディングカンパニーである株式会社ファンコミュニケーションズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:柳澤安慶 JASDAQ:2461)は10月6日、アフィリエイトプログラムに関連するビジネスモデル特許について、特許庁より特許成立を認めるとの審査結果を受理しました。
当社が運営する「A8.net(エーハチネット)」のサービスを開始した2000年に同特許を出願し、今回、「ネットワーク広告配信管理システム及びネットワーク広告配信管理システムの管理サイト装置(特許番号:特許第3863365号、出願年月日:2000年10月5日)」に関する特許の取得に至りました。
なお特許内容は9つの請求項から成り立っており、主として「成果報酬型の広告配信ネットワークであるアフィリエイトプログラムにおいて、その成果を捕捉するための仕組み」という内容が含まれています。この特許は広告主がアフィリエイトプログラムをより容易に導入することを可能とするものです。
アフィリエイトプログラムは、その広告費用の発生に対して成果報酬型を採用していることが最も際立つ特徴となっています。したがって、その成果の捕捉部分の仕組みは技術的にも非常に重要な部分となっています。
2000年当時、アフィリエイトプログラムにおいては、広告主の運営するECサイトに、成果捕捉のためのソフトウェアをインストールするタイプが主流でした。しかしながらこの方式においては、アフィリエイト導入時点で、広告主に他社のソフトウェアを自社サイトへ組み込むという敷居の高さだけでなく、ソフトウェアのアップデートなどに合わせて常に更新を要求するなど大きな手間を広告主に強いる結果となっていました。従って、ソフトウェアの導入に時間が掛かり、結果としてアフィリエイトプログラムの開始が遅れてしまうという弊害が出ていました。
当社はこの問題を解決するために、ソフトウェアを導入しないで、簡単なタグを広告主の購入(または資料請求)完了ページに貼るだけの仕組みを発明・開発いたしました。その後当社が発明・開発・採用した方式は業界でも広く採用され、現在に至っております。
今回、アフィリエイトプログラムの基幹部分である成果捕捉の仕組みで特許を取得したことと同様に、今後もアフィリエイト業界をリードする技術・サービス開発を行っていく予定です。
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【株式会社ファンコミュニケーションズについて】
ファンコミュニケーションズは、PCユーザー向けアフィリエイトプログラム運営代行サービス「A8.net」(http://www.a8.net)やモバイル向けアフィリエイトサービス「Moba8.net」(http://moba8.net/) を運営し、費用対効果の高い成果報酬型の広告プロモーションを企画・提案しています。A8.netは、2006年11月現在、延べ導入広告主数約 4900、アフィリエイトサイト数約36万、プロモーション提携数約850万の日本最大の規模で運営されています。また2006年3月にサービスを開始した Moba8.netは、2006年11月現在、延べ導入広告主数約340、アフィリエイトサイト数約12,000、プロモーション提携数約10万のネットワークになっています。